イラクの人質。

今のところ大きな動きは無いみたい、福田官房長官は繰り返しテロには屈しないという内容を発言しているが、期限はあと2日。
水面下で情報収集をしているのだろうが、恐らく芳しい成果は期待出来無いだろうと思う。

恐らく自衛隊は撤退しないだろうからあの3人は殺される事になるだろう、本人やその家族等には悪いが現在世界で最も危険な国であるイラクに自らの意志で入国している以上はそこで起きるリスクに関しては自己責任のはずだ。
それなりに覚悟していただろう、仮にそうで無かったらオメデタイというか救いがたいバカである。
まさか自分だけは大丈夫だとでも思っていた訳ではあるまい、相手がテロリストで無ければ交渉の余地もあったろうが今回はそんな場所に自らの意志で訪れた自分の浅はかさと運の悪さを呪うより仕方が無い。

俺の意見を批難する人間も多くいるかも知れないけど国家がテロリストの脅迫に屈する事は許されないのではないだろうか？
仮に自衛隊を撤退させたとして3人が解放されるという確証があるのだろうか？　解放されたとしてもどんな理由であれ一度テロリストに屈すれば、いじめられっ子として絶えずいじめっ子（テロリスト）達の絶好のカモとして付け狙われる事になるだろう。
3人を救う為に1億3千万人が危険に晒されては本末転倒だろう。

今はなかなか本音を言いにくいかも知れないが俺と同じ考え方をする人はきっと沢山いるだろう。
もし自分（家族含む）が人質になった時同じ事をいわれて納得出来るか？と問われれば俺は「少なくとも今回は紛争地域で発生した事だ、そこに行かなければ起こらなかった事だし誰も彼等にそこへいく事を強制した訳では無いから全ては自己責任、納得するより他無いだろう。」と答えるだろう。
たとえそれがどんなに辛く悲しい事であってもそう言うしかない平和ボケも大概にしとけよって事だ。

しかしこんな事が起きる事は自衛隊派遣を決めた時点で予想できた事だろうに・・・。