DVD アスミック 2004/08/06 ¥4,935

大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。

う〜ん、良い映画といえば良い映画なのだが個人的には嫌なモノを見せられた感じ。
嫌なモノとは妻夫木聡が演じた主人公の恒夫のキャラ設定である。
女には不自由なくエロくて軽くて(上辺のだけの)優しさを持ち合わせているが辛い事は直ぐに投げ出してしまうバカな男、まるで10代〜20代前半の自分を見せられているようで少し凹んだ。

バイト先のマスターに頼まれ犬の散歩中に偶然お婆が押す乳母車で散歩するジョゼと知り合った恒夫はジョゼの家で朝食をご馳走になったのをキッカケにジョゼの作る美味い料理目当てにジョゼの家を度々訪れるようになる。
恒夫とジョゼが親しくなるのに時間はそんなに掛からずお婆に禁じられていた昼間の外出をした事とジョゼの家のバリアフリー化工事を見学に恒夫の彼女がジョゼの前に姿を現した事が原因で恒夫はお婆から絶縁を宣言される。
その後恒夫はジョゼと会う事は無くなったがジョゼの事が忘れられず悶々としていたが就職活動中に偶然お婆が無くなってジョゼが1人で生活していると知った恒夫はジョゼの家を訪ねたあと彼女と別れジョゼと同棲を始めたが楽しい同棲生活も1年後には破綻し元カノと寄りを戻し恒夫はジョゼの家を出て行く。
家の側に彼女を待たせ一緒に帰る恒夫はジョゼとの生活を振り返り道端で涙するが、ジョゼは逞しく電動車椅子で外出したり自立して強かに生きていくって感じのラストで物語は終わる。

池脇千鶴が演じたジョゼの喋り方が俺の父方の叔母によく似ていた
基本的に抑揚が無くチョット人を小馬鹿にした感じの喋りが叔母を思い出させてくれる(w
SG主演の上野樹里が恒夫の恋人役で出演、妻夫木とレロレロと濃厚なキスシーンを演じていた。・゜・(ノд`)・゜・。

あとSGで愛想の悪い楽器店員を演じていた女優が今作の序盤で恒夫のセフレ(?)役で出演しヌードを披露していた。
恒夫を取られたからSGでは愛想が悪かったんだなんて全く関係の無い作品同士なのに勝手に関連付けて1人でニヤリとする(←馬鹿)
あと妻夫木聡は舌使いがエロ過ぎ(w

ラストシーンのジョゼとそれ以前のジョゼの表情から伺える年齢のギャップが凄い。
池脇自身が幼い顔立ちなのにラストでは中年女性のような表情をしていた、もちろんメイクもあるだろうが凄い女優だと思った。
今更ながら要チェックな女優。

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