ひみつの花園

2004年10月5日 映画
DVD 東宝 2004/07/30 ¥5,040
とにもかくにもお金が大好きな咲子(西田尚美)は、それが高じて銀行に就職。そこに銀行強盗が押し入り、咲子は人質となるが、犯人は富士の樹海で爆死。奇跡の生還を遂げた咲子は、5億円を入れたまま樹海の池に沈んだスーツケースを引き上げるべく、銀行を辞めて暗躍を始める。 『ウォーター・ボーイズ』の矢口史靖監督の第2作。


SG以上に凄まじいバカ映画。
子供の頃から3度の飯よりお金が大好きな主人公咲子は銀行強盗に人質として拉致される、逃走中犯人グループの車が樹海内で大破炎上し犯人グループは全員爆死するが咲子は奇跡的に助かる。
退院後勤め先の銀行で観たニュースで盗まれた5億円が犯行グループと共に炎上焼失したと思われている事を知った咲子は5億円を回収すべく行動を起こす。

家族を伴った最初の探索は敢え無く失敗し再び病院送りになる咲子、しかし咲子は諦めなかった。
必要な知識と技術を得る為に勤めていた銀行を辞め地質学を学ぶ為に大学へ進学、車の運転を身に着ける為に自動車学校へ通い池に沈んだスーツケースを回収する為にスイミングスクールとスキューバダイビング、険しい樹海を乗り切る為にロッククライミングを習う。
大学では特待生に選ばれるまでに熱心に勉強に勤しむが高価な地質調査用器具の購入や各種習い事月謝、1人暮らしの家賃が嵩み敢え無く退学し時給の良いランパブでアルバイトに勤しむ。
その後水泳教室でコーチから優勝したら賞金30万の約束で出場した水泳大会、クライミング教室で知った賞金125万円のクライミング大会で共に優勝し樹海探索費用を捻出するもボロアパートに重い機材を詰め込んでいた事が禍しアパートの床が抜け3度病院送りになり大家からはアパートの修理代を請求され無一文になるがそれでも諦めない。

紆余曲折の末遂に5億円入りスーツケースの回収に成功する。
その後咲子は大学教授の勧めで教授の助手になり地味に暮らしていたがラジオで偶然バミューダ海域に沢山の財宝を積んだ船が沈んでいる事を知り船舶免許を取るべく行動を起こす。
ラストシーンはスーツケースと5億円がどうなったかの説明だったが台詞は一切無く映像だけだが咲子の今後の生き方を暗示している。
お金を数えるのが3度の飯より大好きだった咲子はお金を数える事ではなくお金(お宝)を探し求める事に目覚めたようだ。

進め鈴木咲子、男に対して「○○奢ってくれるならその分のお金を頂戴」って台詞が劇中出てくるのだが、お金が絡めば何処までもふてぶてしくターミネーター並みの生命力を発揮する君に幸あれ(w

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索