DVD ジェネオン エンタテインメント 2000/11/24 ¥4,935
防犯訓練のために強盗に扮することとなった、融通のきかない巡査、平田。その訓練はマスコミのウケをねらって、筋書きをなくしたリアルなものだった。そのために、予想外の事態が続出。そんななか、平田は次第に犯人役にのめりこんでいき、いつのまにか暴走を始めていく…。
シミュレーションの域を越えた珍騒動に、周囲が巻き込まれていく様子を描いたサスペンスコメディである。原作は、郁井邦彦の小説新潮新人賞受賞作だ。
のちに『ミナミの帝王』シリーズで名を博す、萩庭貞明監督の作品だ。生真面目であるがゆえに、エスカレートしながら「ゲーム」を進めていく主人公を本木雅弘が熱演し、新境地を開いた。一方、訓練を考案した警察署長役の石橋蓮司の大あわてぶりにもニンマリしてしまう。(的田也寸志)


この手の話は結構好き、出演俳優も何気に豪華だったし。
真面目で融通の利かない人の怖さ、悪ノリと野次馬根性がカリスマを生む。
中盤過ぎに妊婦の人質役の婦人警官が赤ん坊に見立てた人形で平田巡査を殴打した際に人形の首が飛ぶシーンは楽しかった。

一地方都市の警察署長の人気取り策が真面目で融通の利かない平田巡査と悪ノリするマスコミ、物見遊山の野次馬達に寄ってドンドンエスカレートしていき、死体役の刑事の暴言が全国放送された為に警視総監までが謝罪会見に引っ張り出される。

ラストは女性行員2人を人質に銀行を脱出し警察に用意させたヘリで空港に向かう一行、次の要求は現金5億円と
海外行きのジェット機の手配。
一地方都市で行われた世界規模に発展するのか?防災訓練はまだ終わらない。

あぁ、銀行強盗繋がりでスペーストラベラーズが観たくなってきた。

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