ISBN:4094080244 文庫 益子 昌一 小学館 2004/04 ¥460
取りあえず関連書という事で原作と一緒に借りてきたのを読了。

基本的に映画版のノベライズなんだけど視点が主人公の朔太郎ではなく現在の彼の婚約者である律子の視点で物語は進む、要は映画で語られなかった部分の補足が中心。
原作を読んで映画を観てない人が読んだら登場人物の相関図や行動が異なっているので「?」な部分もあるけど映画を観た人なら、映画のあのシーンはこういう意味や出来事があったのねって感じで楽しめると思う。

この作品「世界の中心で、愛をさけぶ」は原作があって映画化されその後TVドラマが作られた訳だがそれぞれ微妙に人物の相関が違っており、俺は逆順で観たり読んだりしたので原作の設定が一番頭に残っていて映画版の設定を引きついだこの本では一瞬頭ん中がこんがらがってしまって時々映画を思い出しながら読んだので読み終わるまでにチョット時間がかかった。

この本は映画版のノベライズのはずなんだけど原作と違う設定なのは良いんだけどさ映画自体とも設定が違うんだけど・・・(w
映画では律子は子供の頃交通事故にあって足に障害が残っているがこの本では足に障害なんて無いしそもそも子供の頃に交通事故にあったなんて話自体でてこない。
それどころか律子のお腹には律子と朔太郎の子供までいる、妊娠初期の妊婦が飛行機に乗りまくって大丈夫なんだろうか?
しかもオーストラリアの砂漠を車で移動しウルルまで行くなんて事はあり得んだろう。

あと質問なんですけど病院に入院する時ってある程度の年齢に達した男女が同じ病室に入院するってあるんですかね?

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