ISBN:4198619182 単行本 石田 衣良 徳間書店 2004/09/16 ¥1,785
正直、読む前はあんま期待してなかったんだけど読み出したら止まらなくなって一気に読みきってしまった。
主人公は40代のサラリーマン瀬野周司、彼は時価2億円は下らない高級高層マンション「新宿ホワイトタワー」に美しい妻と2人で暮らしている。
一見幸せの絶頂にいるように思えるが彼は悪性の脳腫瘍に侵され余命数ヶ月。
ある日、脳腫瘍による激しい頭痛で意識を失った周司が目覚めるとそこは200年後の世界で彼はセノ・シューと呼ばれる人間として行動していく事になる。
200年後の世界では東西中国の分裂に伴う東西大戦の末期に劣勢にたたされた西側がインフルエンザに悪意に満ちた遺伝子操作を加えた生物兵器『黄魔』を散布し全人類の9割が滅亡し、地表は黄魔に汚染され残された人間は全長2?にも及ぶ巨大な塔内で生活していたが全ての人間が塔内に住める訳もなく塔の内外、内部でも生まれた場所の高度によって階級差別や支配関係が発生し抑圧された人民の不満が爆発し内戦が起ころうとしていた。
現代と200年後の世界を往復し黄魔撲滅と内戦の停止に奔走する周司。
200年後の世界では周司は「青の塔の嘘つき王子」として黄魔を制圧し全ての民を地上に解放する救世主として登場が予言されていた、様々な協力者たちの力を借り問題解決に奔走するも遂にシュー(周司)も黄魔に感染発症する、シューに残された時間は僅か・・・。
果たして周司は200年後の世界を救えるのか?
この作者の作品は好き嫌いが結構分かれると思うけど俺は結構好き。
設定の甘さ、心情描写の幼稚さを指摘する向きもあるがこの作品に関しては俺は全く気にならなかったね。
400ページを超える長編で石田氏の作品では一番長い作品だけど結構サクっと読めたね。
次は「アキハバラ@DEEP」を読む予定。
早くIWGPの続編でないかな、波のうえの魔術師の続編も出たらいいのに。(後者は無さそうだけどね)
正直、読む前はあんま期待してなかったんだけど読み出したら止まらなくなって一気に読みきってしまった。
主人公は40代のサラリーマン瀬野周司、彼は時価2億円は下らない高級高層マンション「新宿ホワイトタワー」に美しい妻と2人で暮らしている。
一見幸せの絶頂にいるように思えるが彼は悪性の脳腫瘍に侵され余命数ヶ月。
ある日、脳腫瘍による激しい頭痛で意識を失った周司が目覚めるとそこは200年後の世界で彼はセノ・シューと呼ばれる人間として行動していく事になる。
200年後の世界では東西中国の分裂に伴う東西大戦の末期に劣勢にたたされた西側がインフルエンザに悪意に満ちた遺伝子操作を加えた生物兵器『黄魔』を散布し全人類の9割が滅亡し、地表は黄魔に汚染され残された人間は全長2?にも及ぶ巨大な塔内で生活していたが全ての人間が塔内に住める訳もなく塔の内外、内部でも生まれた場所の高度によって階級差別や支配関係が発生し抑圧された人民の不満が爆発し内戦が起ころうとしていた。
現代と200年後の世界を往復し黄魔撲滅と内戦の停止に奔走する周司。
200年後の世界では周司は「青の塔の嘘つき王子」として黄魔を制圧し全ての民を地上に解放する救世主として登場が予言されていた、様々な協力者たちの力を借り問題解決に奔走するも遂にシュー(周司)も黄魔に感染発症する、シューに残された時間は僅か・・・。
果たして周司は200年後の世界を救えるのか?
この作者の作品は好き嫌いが結構分かれると思うけど俺は結構好き。
設定の甘さ、心情描写の幼稚さを指摘する向きもあるがこの作品に関しては俺は全く気にならなかったね。
400ページを超える長編で石田氏の作品では一番長い作品だけど結構サクっと読めたね。
次は「アキハバラ@DEEP」を読む予定。
早くIWGPの続編でないかな、波のうえの魔術師の続編も出たらいいのに。(後者は無さそうだけどね)
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