ラヴレター

2005年3月25日 読書
ISBN:4043441010 文庫 岩井 俊二 角川書店 1998/03 ¥460
雪山で死んだフィアンセ・樹の三回忌に博子は、彼が中学時代に住んでいた小樽に手紙を出す。天国の彼から? 今は国道になっているはずのその住所から返事がきたことから、奇妙な文通がはじまった。

勘違いから始まった文通、ご都合主義の塊のような作品だけどなかなか面白く一気に読みきりました。(まぁ、内容が薄いってのもありますが・・・w)
著者が映像畑の岩井俊二って事もあるのか、読むと頭に映像が浮かんできたのもパパっと読めた理由かな。

間違えて返却された英語の答案用紙を交換するやり取りや藤井樹探しゲームのくだり、そして最後の樹が残した画。
最後の最後に樹も樹に恋してた事に気付くシーンは良かったです。

映画化もされてる作品だけど実は未見です。
映画では中山美穂が主演したのですが、僕の頭の中の樹は何故か市川実日子でした(w

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